離婚と弁護士の関わり方

現在、3組に1組の夫婦が離婚すると言われており、離婚する夫婦がたくさんいます。

ただ、それらの夫婦の全てが弁護士をつけて調停や裁判で争っているというわけではありません。ですから、全ての離婚案件について、弁護士の協力が必要というわけではありません。離婚に関する書籍もたくさんありますし、インターネットでもたくさんの情報が出回っています。

 

離婚案件に関して、弁護士にはどのような関わり方があるのかについて、私なりに考えていることをここではお伝え致します。

 

まずは、「法律相談」というところから始まります。離婚に関する基本的な知識は、本やインターネットなどで簡単に拾える時代です。ただ、夫婦関係は様々であり、その知識が自分の場合に、どのくらい当てはまるのか、という点については、本を読んだりインターネットで調べたりしても、はっきりとは分からなかったりするかも知れません。

そういう場合は、弁護士に法律相談を申し込み、直接、自分の場合については、どうなのかということを聞くのが良いのではないかと考えています。

 

弁護士への法律相談ということになると、30分5000円と思っておられる方も多いと思われますが、最近では、インターネットで探してみると無料で法律相談を実施している弁護士事務所も結構あります。私の事務所でも離婚に関する法律相談は、初回の1時間は無料で実施しています。

例えば、後で後悔しないために、離婚条件に関して法律上問題はないか、とか、後で変な問題は起きないか、とか、損していないか、とか、もっと有利な条件になる可能性はあるか、とか、そのようなことを念のため弁護士に確認しておくというような相談もよくありますが、そういう相談でも実際に直接、ご本人のお話をお聞きし、それに対して具体的にご回答・ご説明をさせていただくだけで、その後の協議や交渉で違いが出てくるのではないかと思っています。

また、書籍やインターネット上の一般的な知識と違って、実際の交渉や調停や裁判では、相手がいることですし、相手がどの程度の知識をもって主張しているのか、証拠がどれだけそろっているのか等によっても結論が変わってきます。法律相談の場では、弁護士は、そのような実際の経験に基づき具体的なアドバイスをすることができます。

 

私は、仮に法律相談だけで終わるにしても、弁護士のところに相談に来る以上、ご本人が自分だけで本を読んだり、インターネットで調べたりする以上の何かをお伝えしたいと考えています。

まずは、法律相談というところから、弁護士は関わっていくことになります。

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